ハロウィンの日に渋谷に行った。いやこりゃすごいな。
thumb_IMG_4070_1024


オレンジと黒のいかにもハロウィンな仮装から、
のび太くんやらマクドナルドのドナルドやら。


どんな格好をしていても二人以上で揃いの仮装をしていると
ハロウィンに参加しているように見えるな。

スーツ姿の男性が二人組みで歩いていた。
この人たちもサラリーマンの仮装かと思ったら、
ただの休日出勤の本物のサラリーマンだ。

そうかイメージだ


ハロウィンにはハロウィンっぽいというイメージがある。
イメージカラーはオレンジと黒だろう。
日本ではよくわからないが仮装が定着したので、
なんでもいいから仮装すればハロウィンぽくなる。

なぜ?という問いに意味はない。
ただのイメージだ。
どこかの大企業が仕掛けたのかもしれないが、
理由はもうわからない。

なぜサラリーマンはスーツを着るのか


昔からなんでサラリーマンはこんな動きにくスーツを愛用しているのか
疑問に思っていた。
ただそういうイメージが定着しただけなんだな。
ハロウィンと一緒。

クリスマスなら緑と青。
サッカー日本代表なら青。
広島カープなら赤。
サラリーマンならスーツ。

なぜかは関係ない。
ただそれが定着しただけだ。

今更広島カープが青にしたら違和感を感じるだろう。
カープ女子 ビギナーズガイドブック

一迅社
売り上げランキング: 272,414

今更サラリーマンがスーツを脱いだら違和感を感じるだろう。

この違和感を取り除くのが難しい


野球やサッカーもユニフォームの形がある程度決まっている。
その範囲内で運動効率のよい素材を使ったり、形を変えたりしている。
もしからしたらあのユニフォームの独特な形自体を変えたほうがいいのもしれない。
しかしそれはない。

サラリーマンのスーツはその形状を維持したまま、
洗えるスーツ作ったり、軽涼スーツ作ったりしている。
文明開化でそういうイメージができちゃったからね。

しかしサラリーマンは拘束時間が長い


試合の数時間着るならよい。
ハロウィンだって1日だけだろう。
しかし、サラリーマンは朝の満員電車から夜の居酒屋までずっと着ているのだ。
通勤、事務、商談、飲み会と
それに適切な形があるはずだ。
スーツを脱ぎたい、脱いだほうが効率がよい場面があるはずだ。

イメージを変えるのは大変


冠婚葬祭に着るものだってイメージだ。
動きづらさは関係ない。
1サラリーマンがイメージを変えようったって
非常識と思われるだけだ。

イメージを変えるには国、大企業といった大きな力が動くか、
少しずつ変えていくしかない。

そのイメージにすっかり染まってそれが当然だと思う人も多い。

スーツを脱ぎたい、なくしたいと思うならば少しずつ崩していくしかない。
ジャケパンスタイルの人はスーツが嫌いな人だろう。
そういう人が増えれば、ジャケパンスタイルまでは
サラリーマンのイメージが広がる。
そこからもと崩せないか考える。
そうやっているうちにいつの間にかなくなるのではなかろうか。

なぜスーツを着るのか。それはただのイメージなのだ。
あーめんどくさい。