もういい歳なので、人間ドックを受けてきた。まあ用心に越したことはない。行ったのは西葛西にある東京臨海病院。いつもとは違った病院に行ってみようと思って、普段は行かない地域をチョイスしてみた。

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西葛西から徒歩１５分くらい。

臨海という名だけあって駅からは離れている。西葛西駅からバスで１０分くらいだが、結構大回りをしているように見えた。行きは前日から食事をとっていないし、水も控えているのであんまり消耗するのもと思ってバスで行った。帰りはGoogle Mapを見ながら最短距離を歩いて１５分くらい。十分歩ける距離だった。

▲なかなか立派な病院。人間ドックは病院棟の隣の健康医学センターというところで行われる。

朝は早い

朝の受付時間は8:15だった。ちと遠いところにしたことを後悔した。まあ初めてなのでわからないことだらけなのは仕方がない。7:30に病院棟がオープンし、8:00に健康医学センターがオープンする。それまで病院棟にある名簿に名前を書いてオープンを待つという形、番号順に人間ドックが始まるので早く終わりたい人は早めに行ったほうがいい。ボクは20番目くらいだった。

▲病院棟の入り口に花の自販機が。いつでもお見舞いに行ける。

▲売店やレストランも充実。名物弁当もあるようだ。

主な流れ

番号順に受付をし、尿や便の提出。

検査記入用のホルダーとロッカーの鍵を受け取る。

検査着に着替えて２階へ。

ホルダーを所定の場所に置いておくと空いてそうな検査場所を次々に案内をしてくれて検査を受ける。 この案内が見事だった。いくつもある検査場所の状況を見ながら的確に空いているところに案内してくれる。おかげでほとんど待ち時間はなかった。手際がいいって最高のサービスだと思う。

途中医師の検診は１階で受ける。

最後のほうで難関のバリウム飲んでの胃の検査で終了。

所用時間は約２時間半だった。用心で１日仕事を休みにしたが、半日でも大丈夫そうだ。

普段職場で受けている健康診断と同じ項目もあったが、１つ１つがじっくりやってくれる感じがあった。検査器具も最新のものぽかった。胃の検査も長かったけどね。これが人間ドックか。４万円くらいしたが、職場の健康診断だって自分で受けたらそれなりの値段するのだろう。

検査が終わるとお会計をする。ここで昼食券がもらえた。そんなのついてるのか。

▲西葛西で何食べようかなんて考えてたけど、昼食付きなんだな。

▲今後のためにバインダーをもらった。ここに検査結果を貯めていくようだ。こういうのって年数たつとどっかいっちゃうしね。

最後に中間報告を受けるか聞かれる。せっかく来たので聞いてかえろう。再び医師とご対面。検査の結果がどんどんパソコンに入ってくる。すべての結果は入っていないがおおよその結果をみてアドバイスをいただいた。胃のレントゲン結果はなかなかリアル。特に目立った異常はなかった。とりあえずは一安心だ。オプション検査を受けるべきか聞いてみたが、自分で勉強して年齢や生活習慣を見て適切に判断することが必要だという。なんでも任せ切るはいけない。少し勉強してみよう。

昼食は健康定食をチョイス

検査が終わると急にお腹がすいてくる。まだ１１時すぎだったが、昼食券をありがたく使う。メニューの何を選んでもいいとのことで、コーヒー紅茶もついてくる。これってどこで人間ドック受けてもついてくるのだろうか？

カツ丼などもあったが、健康定食なんてのもある。いつもの株主優待消費ぐせで一番高いメニューせっかく健康のためにここに来たんだからここは健康定食で行こう。周囲の人間ドック受診者はみんな健康定食をチョイスしていた。まあそんなもんだよな。この決意を日々の生活にも活かさねばならない。

▲これが健康定食。具沢山でいかにも健康そうだ。こんな定食を気軽に食べられる定食屋が欲しい。職場の近くに病院があったら通ってしまいそうだ。ちなみにお値段は800円。美味しかった。

バリウム出しに苦しむ。やっぱ近所で受診のほうがいいか

胃の検査後には下剤を飲んでバリウムを出さねばならない。だいたい２時間後くらいからやってくる。ちょうど帰りの電車の中でやってきたのでちとトイレ探しに苦慮した。車で行って帰り渋滞なんてことになったら大変だ。バリウム出しの時間も考慮せねばならない。やっぱり家の近所のほうがいいのかもしれない。

初めての人間ドックだったのでわからないこともたくさんあったが、行ってよかったと思う。病院ってリピーターのほうが圧倒的に多いから初めての人向けの案内が少ないことが多い気がする。もういい歳だ。高齢になってからの病気はとにかく早期発見が重要だ。人間ドック受診者の中ではボクは若手のほうだったが、もう若くはない。しっかり年齢と健康と向き合おうと思った。まあ人間ドック無駄なんてことも書いてあるサイトもあったので、効果のほどはわからないが、少なくとも健康への意識は高まるのではないのかねー。また来年も行こう。