最近職場の研修が妙に多い。外部の有料の研修にある日突然行ってくれとくるのだ。研修へ人数派遣のノルマがあるようで。

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かつては有名だったり成功したりした人の話を聞けたりで割と好んで行っていたのだが、最近の主流はワークショップ形式。

この研修が自分にはどうも合わない。というかなんの価値も感じない。

だいたい昔に先進的事例っぽいことをした人の話を聞いて、その場でシャッフルされたグループでディスカッションして模造紙にまとめて発表して拍手みたいな感じ。

研修会場に入って模造紙が並んでいるだけでテンション下がる。その場で初対面の人たちと微妙な会話で進めていくのが苦痛で仕方ない。初対面だけに薄っぺらい内容になりがち。時間が経てばおしまい。二度と会うことはない。これが流行りなのだろうか。効果があるのだろうか。

かつての講義形式だと大半の人は寝ていた。でも自分は聞いてて面白かったし、ヒントになることもあった。この寝ていた層には一定の効果はあるのかもしれない。なにせよ寝ないのだから。

しかしディスカッションはつまらないし、ヒントになることは皆無だ。ただその課題をそれっぽくこなしておしまい。これがいいのだろうか。どこに行ってもこの形式ばかりで嫌気がさす。講義形式よりも手間がかかるので参加費も高い。1日で5万円とかざらだ。何がそんなに研修に行かせたがる原動力になるのだろうか。

最近は時間もお金も無駄に感じて断るようにしているが、それでも勧められる。その後誰か何かをできるようになったり、研修によく行く人が成長したと感じることもない。研修に行く5万があれば好きに本なりタブレットなり買わせて自由に勉強させたほうがよっぽどよいのではとさえ思う。それでも研修がやってくる。もう模造紙を見るのも嫌気がさす。はやく廃れてくれないだろうか。