昨年度は外れたと思ったらまさかのRun as Tokyo一般枠で無料出走した東京マラソン。

今年はなんと一般枠で当選してしまった。あれだけ応募して当たらなかったのにまさかの2年連続出場だ。最近ミニマリズムに目覚めたので、手荷物預けなしランナーで応募したのがよかったのだろうか。

昨年は天気もよくて快走できたが、今年はどうだろうか。思い起こせば昨年は始めてだったので、用意周到に準備をして3週連続で30キロ走をしたものだったが、今年はどうにも忙しくてあまり練習ができず、

2週連続20キロ走をするのが精一杯だった。

前日受付は快晴

毎年出ないときでも平日中に東京マラソンEXPOに行ったものだが、全く行けずに土曜日になんとか足を運んだ。今年はなんと東京ビックサイトではなくお台場の野外にテントだ。場所も狭く、ものすごい混雑。

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ここでかなり消耗してしまった。この日は暑かった。明日もこの調子で天気はお願いしたいが、雨模様っぽい。

当日は雨

いよいよ都庁へ。朝から冷たい雨が降ってくる。雨を警戒してギリギリの時間に入場。とにかくすごい人。駅でトイレを済ませておいたので、そのままスタートブロックへ向かう。この時間帯だとトイレはもう大混雑だ。早めに行くかギリギリに行くか十分に考えて行ったほうがいいだろう。手荷物預けがなかったのでスムーズだったが、まあ早めに行ったほうがよかったかな。

昨年よりは1ブロック昇格。それでも都庁は全然見えない。

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捨てようと思っていたいらないジャージを着て、ゴミ袋をかぶっているが、それでも待っているうちに寒さが増してくる。これ帰りはどうなっちゃんだろうと心配になりながらいざスタート。

東京マラソンは普段以上の実力が出る

練習がしっかりできたとは言えないが昨年を上回るペースで走ることができていた。このままいっちゃっていいのかと心配になりながら進む。雨がどんどん強くなってきてくる。着ている服も重くなってきて、手もかじかんでくる。それでも走れてしまうのが東京マラソンなのだ。応援が多ければ多いほど走れてしまうのかもしれない。

しかし最後は崩れた。

このまま昨年の記録を上回るようなペースで走れていたが、やっぱりどんどん体温が奪われてくるのがわかる。給水の紙コップをとるのも片手で厳しくなるくらい。35キロまでは調子がよかったが、あと5キロというところで足が止まってしまった。うーんここまでか。

あー昨年度を超えてしまうと思いながら進む。進む。最後は38キロ付近のエアーサロンパスステーションに助けられた。サンプル品みたいなのを1缶いただいた。フラフラな人たちが藁をもつかむような感じ。 昨年はサクサク行けたが35キロすぎて止まっちゃう人って多いんだろう。

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どうにか調子を取り戻してなんとか再び走り出すことができた。これは助けられた。

最後のダッシュはできなかったが、どうにかゴール。昨年度よりちょっと遅かったが、ほぼ同じくらいで無事完走することができた。あと5キロが練習不足の証だったが、このコンディションの中では健闘したほうだろう。

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今年もなんとか無事に完走できてよかった。やっぱり東京マラソンはいいと思えた。しかしこの寒さ。荷物なしランナーはここからが大変。フリースを着せてもらって、フィニッシャータオルをかけてもらって、ポンチョを着させてもらって、銀シートをかぶせてもらって、どんどん重たくなってくる。さらに完走メダルにバナナにランチパックにとどんどん荷物が増えてくる。これが荷物なしランナーか。

いろいろかぶせていただいたが、それでも寒さはおさまらず。大手町の地下道まで迂回して無事東京マラソンが終了した。ちょうど目の前にナチュラルローソンがあったが、ホットドリンクは軒並み加温中。終わったランナーが一斉に買い求めたのだろうか。3月なので使い捨てカイロも売っておらず。

ポンチョが水色で非常に目立つが腹を決めてこのままスイカで電車に乗っての帰宅。なんとも微妙な格好だ。東京近郊でないとなかなか厳しいだろう。まだ東京マラソン帰りの人が多いので、ああ走ってきたんだなと思われるが、時間が経つとさらに厳しさが増すかな。

まあ晴れていればそんなに問題はないだろうが、この寒さでフリースとポンチョだけだと厳しいね。まあこれでも荷物預けなしのほうが当選率が上がっての当選だったのだろうか。

来年も出たいが、来年はいよいよオリンピックイヤーだしさらに倍率が上がるのだろうか。またラッキーはあるかな。いやー東京マラソンはやっぱ最高だ。

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