故郷の萩で何気なくGoogle Mapを見ていたら鶴江の渡し(渡船待合所)というのが目についた。

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え、萩に渡し船ってあったの。鶴江地区って行ったことはないが、確か橋があったよなー。調べるとほんとに渡し船があるらしい。

時間も限定的に7:00~11:00、13:00~15:00、16:00~18:00の間、なんと無料。

この現代になぜこのようなものが残っているのか。興味本位で行ってみた。

まずは歩いて鶴江地区に入る。しっかりとした橋がある。

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ここは姥倉運河と呼ばれるところだ。

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古い町並みが続く。

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しばらく歩くと渡し船を発見。なんともレトロな船だ。

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ちょうど運行時間外だったので、あたりを散策。神社があった。

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指月山がきれいに見える。

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かなり急な階段を上がると神社が見えてくる。

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そこからさらに歩くとちょうど鶴江地区を一周できる。

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時間になったので、再度渡し船のある場所へ。船頭さんもスタンバイしている。

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乗れますかと声をかけると、ライフジャケットを渡してくれた。地元の人以外で乗り手はあまりいないようで、珍しいお客と思われただろうか。

いざ乗船。

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対岸まで短い船の旅。

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手際よく船を進めていく。船頭さん含めて6人乗れるらしい。

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あっという間に対岸に到着。乗客は1日5人くらいだそうだ。対岸の漁港で仕事がある人などが乗るそうだが、鶴江地区も空き家が多いらしい。

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また鶴江に戻っていく船。手漕ぎの舟はコツがいるらしい。

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対岸には小屋があって、ここが待合所らしい。

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こちら側から乗りたい場合はブザーを押して、手を振って呼ぶらしい。なんかこの現代においてすごい仕組みだ。

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これがブザー。

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唄もあるようだ。

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これでも市営のようだ。観光協会のページに掲載されているが、観光向けって感じでもないし、近くに橋はあるし、どのような理由で存在しているのだろう。せっかくだからもう少し観光目的にしてもいいような気がする。何度も帰省しているボクも存在を全く知らなかった。しかしまだまだこのようなスポットがあると思うと帰省のしがいがあるってもんだ。

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