正月は箱根駅伝をテレビ観戦。母校法政大学も出ているし、自分も走るようになったし、すっかり2日間全部見てしまうようになった。

Hakone

何度見てもタスキをつなぐ人間模様。なんともいえないライブ感。山を登ったり下ったりで数時間で展開が目まぐるしく変わる感じが見ていてハラハラする。

日本は正月にすごいコンテンツを持っているともいえよう。

今年は寒くないし、風も吹いていないように見える。選手にとっては走りやすいコンデションだったともいえよう。

最近はブレーキがないのが、見ていてホッとさせる。これを楽しみにしている人なんてのもいるだろうけど、ないのが一番。

それにしても区間新記録続出。とんでもない速さだ。ちょっと前までは長距離で10人集めるのも難しい大学も多くて、中距離の選手が駆り出されたりしていたものだが、ここまで人気になるとどこも選手の層が厚い。当日メンバー変更がバシバシできるくらいだから各大学相当数の部員もいるのだろう。

この速さを支えているのがナイキの厚底シューズのようだ。普通に買えるシューズでここまで記録を一変させてしまうのもすごい。まあ高いし、耐久性もないようなんだけど。長距離って元々大変足に負担がかかるものなので、こういうものが流通するのはいいことだ。他メーカーが全然似たようなのを出してこないのがすごい。それほど独占の技術なのだろうか。

こんな僕でも履いたら早くなるのだろうか。3万超えかー。ちょっと手がでないが、試してみたい気もする。

我らが母校法政大学は1区から出遅れてなかなか上位に食い込めず。最近の法政大学の活躍をささえてくれた5区の青木選手が頑張ってもなかなかシード圏内には入れず。

僕の法政大学のイメージは復路が強くて、かつては誰も気づかない総合優勝せずに復路優勝なんてあったような気がする。

復路も少し盛り返したが、シードはならずに残念。

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やっぱり他の大学の層が厚い感じがしたね。東京国際やら創価やら今まで出てこなかったところがいよいよ常連っぽくなってきて戦国時代を象徴している気がする。このあたり山梨学院が出てきて、ここはなんだと思ったら中央学院やら城西やらが出てきた頃を思い出す。優勝校も前は青学なんて全然だったし、時代によって変わる。しかし青学の強さはしばらく続きそうな気がする。

これは来年以降厳しくなるね。来年も母校を見ることができるだろうか。やっぱり母校が出ていると出ていないとでは見る方も気分が違う。やっぱり母校が出ていると気分がいいもんだ。

マンモス校が落ちて、学生数の少ない大学が増えるようになると視聴率にも影響があったりして。

この中継ってすごく大変なんだろうと思うが、力を入れれば入れるほど、各大学の競争が過熱しすぎるような気もする。あんまり過熱しすぎない程度にこれからも熱い戦いを見せてほしいな。